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クラウドコンピューティング

April 8th, 2008 ryos No comments

今日はちょっと開発系オタクネタ。

先日 SDForum という Silicon Valley のテックフォーラムの Cloud Computing Demo Night というイベントに行って参りました。それまでは Cloud Computing という名前に疎い自分でしたが、この機会に色々勉強できて、ちょっと嬉しかった矢先の Google App Engine の発表で更に興奮しているところです。

Cloud Computing って実は新しいコンセプトではなく結構古くからある考えで、単純にいってしまえば多大にあるコンピューターリソースを統一化、それをエンドユーザがそれぞれ必用な分だけ使用できるようにサービスにしたもの。ちょっと難しいでしょうか?

これをウェブホスティングに置き換えて言えばこんな感じ。サイトオーナーは従来 Shared Hosting や Dedicated Server などといったお値段の差が出て来るサーバー/サービスに気をとられていたのですが、Cloud Computing の法則下では、自分のアプリケーションの走っているサーバーのキャパシティが無限大と想定し、サイトが使用する分のリソース(CPU time / ハードディスク / Bandwidth などなど)だけを借用し、それに対して電話代を払うかの様にリソース使用量だけ払えばよし、という形。

僕の説明分かりにくいと思うので興味のある方は wikipedia の定義をお読みください。

さて Cloud Computing サービス提供企業の中でもひと際目立っているのが Amazon.com。ちょと驚きでしょ?でも地球上最大のショッピングサイトを経営する会社ですのでスケーラブルなサーバーの構築は超得意技。そう考えるとそこまで不思議な話ではないんです。

AWS (Amazon Web Service) に含まれる Amazon EC2 (Elastic Compute Cloud – 仮想アプサーバ) 、 S3 (Simple Storage Service – 大量のアップロード/ダウンロードを破格で提供出来る為のストレージサービス)、そして SimpleDB(Amazon が開発したデータベースエンジンで、アプリケーションが使うデータを保存する為のサービスとして使用できる)の3つのサービスをうまく組み合わせる事で Web アプリケーション/Web サービスを破格の値段で提供することができます。しかもお値段が破格!僕も Amazon S3 を使わせていただいていますが本当に安いので驚きです。

これに対して Google も Google App Engine を通して GFS や BigTableのサービス化を進めていくと思います。この先しばらくは Google と Amazon の Cloud Computing サービス提供王者戦が結構楽しめそうです。

でもそんなエキサイティングな Cloud Computing Service にもまだまだハードルがあります。いくつか挙げてみると・・・

  1. EC2 などのセットアップや使用規制は凡人には複雑すぎ。恐らく AWS などの大規模 Cloud をバックエンドにした特化 Cloud サービスがこれから流行ってくるんだろうなぁと僕はにらんでおります。これが発展するまでにはちょっと時間がかかるのでしょうが既に Heroku などバックで AWS を使用している会社は出現しはじめています。
  2. グリッドマネージメント層がオチると Cloud 全体が使用不可能になります。Amazon EC2 は先日オチたばかり。こうなってしまうと、ホスティング会社に一本電話いれてサーバーリブートすれば良しという単純な問題ではないので運営とフェイルセーフ機能だけはしっかりして欲しいですね。

いずれにせよサーバー運営の中でも大きな問題であるハードのメンテナンスとスケーラビリティが無視できるようになるだけでも Cloud サービスを使ってみたくなる方たちは数多くいるのではないでしょうか?僕的には Cloud サービスのコストパフォーマンスに目をつけて .Mac のオルターナティブサービスを誰かに開発して欲しいですね〜。(notMac は自分でサーバー立ち上げなきゃいけないのが面倒。)きっと大容量かつ低コストのソリューションが作れるのではないでしょうか?

ちょっとドライ&まとまりのないブログエントリーですんませんでした。